最近はDXという言葉に加えてAIという言葉を良く聞くようになりました。
当然、この設計施工業界にもAIの波は押し寄せてきています。
店舗設計施工の業界では昔CADが普及してきた当初から、図面を書くためのCADソフト・見積書や請求書などを作成するためのExcelや会計ソフト・プレゼン資料づくりやグラフィック作成などのIllustratorやPhotoshopなど、これらを使用して業務を進めてきました。
また、近年のDXにより、現場監理をグループで共有し効率的に行えるような管理アプリやビジネスチャットなども浸透してきました。
そして今度はAIの波及により、これまでとは違ったアプローチによる業務改革が起こり始めています。
弊社もまだまだ勉強中の段階ですが、とりわけ「Chat GPT」と「Midjurny」には関心を持って取り組んでいます。
特に画像生成AIは”こうしたい””こんな感じにしたい”という言語だけで空間のイメージがつくれてしまうので、ある意味私たちにとっては脅威にも感じます。
今後は確実に設計施工業界でのAI活用は常識となってくるかと思います。
そういった潮流の中で、私たちの仕事の在り方や求められている本質などを照らし合わせ、更なるサービス向上を図っていければと考えます。
ある意味この二十数年間、前述のようなソフトやアプリなどで業務の流れが大きく変わることがなかったことのほうが不思議なことかもしれません。
手書きの図面からCADに変わったときのように”道具”はこれからも進化し続けるのだと思います。