ChatGPTに「デザインとアートの違いは?」と質問してみるとこう答えます。
・デザインは「誰かの役に立つ」ために作られるもの。
・アートは「自分のため」や「心を動かす」ために作られるもの。
おおむね賛成です。学生時代にはこう教えられました。「デザインとは多くの人を幸せにすること」
つまり、デザインをするうえで一番考えなければならないのは対象となる「人」がいるということです。
では「役に立つ」というのはどういったことでしょうか。
売上を上げるため、居心地を良くするため、癒されるため、、機能的なことから心情的なことまで様々なことが考えられます。
そのようなことを考えながら空間づくりをしていると、ときに”Who”から離れた話を進めてしまうことがあります。
こういう感じにしたい、こういう色にしたい、こういう照明にしたい、こういう高さにしたい、全ての場面で”Who”誰のために、を意識してみると意外とスムーズに事が決められていくかと思います。
人がいない空間はデザインすることはできませんが、人がいる空間にはデザインの根拠がたくさん溢れています。